Diary2024.03.08
休みの日は朝は近くの公園を走るようにしている。朝のランニングというと聞こえはいい。だがランニングコースが整備された公園のそばに家があるのだから走らない、そんなもったいないというドケチ根性もある。(そしてゴールを最高加速で駆け抜け、少しずつ減速し、隣接するドーナツ屋にゆるやかに入店する。)
この季節はちょうど走りだした頃に夜更けがやってくる。スタートからの30分のランニングの間、空は大きく変わる。濃紺から水色に、白から朱色と瞬く間に変わる。1秒たりとも同じ空はない。そんな変化を眺めながら走ると撮影欲が湧いてくる。しかしカメラを取りに帰る時間があるわけでもなく、自分を納得させるように今日しかない空を目に焼き付ける。