Diary2024.03.03
本を読んだ内容が記憶に定着するように、感想文を課すことにした。それ以来、読書が遅々として進まない。自分への課題を三日坊主にしているためか積読の山と感想文待機本の山、双峰が少しずつ部屋の片隅で隆起している。
とはいえ以前より丁寧に読むことを心がけるようになった自分をまずは褒めてやりたい。
その感想文待機の頂上にはルイジギッリの写真講義が控える。多くの写真家が名著として紹介する一冊。クリエイター教授にありがちな”インスピレーションとなる趣味”を講義で扱いがちなことは終盤を読めば伝わる。しかし趣味に没頭しそれが仕事に生かして成功する姿を見せるのは後進育成には何よりいいことだろう。大学時代にもそんな先生がいたが「おっ、人生楽しんでんな」とワクワクしたもの。さてさて自分はどうだろう。
眼前に広がる、偉人たちの作品たちによってなされる霊峰。どのルートから登頂しようか。