ユニクロ(著:杉本貴司)を読んだって話。
日経新聞編集委員・杉本貴司による柳井正の半生および周囲による人物譚をまとめた本。
柳井氏が切り拓いたアントレプレナーとしての経歴は自著で描いている。本著がユニークなのはあまり本人が書こうとしなかった幼少期から学生時代、そして山口の商店街での時代を記していることだ。決してロールモデルという一言で括れない思いが私には込み上げてくる。ここは編集委員による巧みな情景描写により小説以上に読み応えのあるものとなっている。
日経新聞編集委員・杉本貴司による柳井正の半生および周囲による人物譚をまとめた本。
柳井氏が切り拓いたアントレプレナーとしての経歴は自著で描いている。本著がユニークなのはあまり本人が書こうとしなかった幼少期から学生時代、そして山口の商店街での時代を記していることだ。決してロールモデルという一言で括れない思いが私には込み上げてくる。ここは編集委員による巧みな情景描写により小説以上に読み応えのあるものとなっている。