シン・ニホン(著:安宅和人)を読んだって話
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日本を代表するデータサイエンティスト・安宅和人氏による提言書。
慶應義塾大学環境情報学部教授であり、株式会社YAHOOのCSOを務める安宅氏。氏ほどの越境をものにしてきた存在はいないだろう。
(SFC在学中になぜ氏の講義を取っていなかったのかとても悔やまれる。)
さて、そんな氏による提言書となっているのがシン・ニホン。
\n\n\n\n指数関数的な変化を遂げる世界経済。その中で必要とされて久しいのがビッグデータの活用。しかしながらこのフェーズに向かう上でデータホルダーである企業は土台を築けていない。そしてそれは元を正せば理系人材の教育・研究機関の立て直しが必要。そのための提言内容である。提言内容は年金制度改革といった社会保障制度まで切り込んでいる。
\n\n\n\nエヴィデンスベースに話をする上で参考になる一冊。
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